今から35年以上もの前の話です。
その当時はソビエト連邦とアメリカの冷戦時代でした。
共産主義と自由主義の対立でした。
革命の名のもとに多くの命が奪われ、
矯正労働収容所に送り込まれました。
その当時はインターネットなどなく、
ソ連の内部の実情を知るには、地下で回覧されていた
地下出版しかありませんでした。
日本でも「サムイズダート」という出版物があり、
ソ連の実情を転記してビラとして配っていました。
日本の警察はとても好意的でしたが、
同胞と称する日本の革命家達には不評で、
嫌がらせや妨害を受けたのを憶えています。
ただ共産主義の影の部分を知ってもらいたかった。